こんにちは。
新潟市中央区・からさわ歯科医院 院長の唐澤です。

「眠りが浅くなって、朝もスッキリしない…」

  • スマホを見ながら寝落ちしてしまう
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 忙しくて睡眠時間が足りていない
  • 睡眠薬に頼っている日もある…

こんな生活、続いていませんか?
実はこの「睡眠不足」や「睡眠の質の低下」が、歯ぐきの健康=歯周病リスクにも大きく関係していることがわかっています。

歯周病と睡眠、なぜ関係があるの?

キーワードは「免疫力」と「ホルモンバランス」です。

慢性的な睡眠不足や質の悪い睡眠は、免疫細胞の働きを弱めてしまうことが、近年の研究で明らかになっています。その結果、歯ぐきの炎症(=歯周病)を抑えきれなくなり、悪化・再発しやすくなるのです。

睡眠不足は、自律神経のバランスを崩します。
特に副交感神経(リラックス神経)の働きが弱まることで、唾液の分泌量が低下し、口腔内が乾燥 → 細菌が繁殖しやすく → 歯周病リスク上昇、という流れが生まれます。

睡眠不足により疲労がたまると、日中のストレス耐性も低下。
すると、前回ご紹介した「くいしばり」や「歯ぎしり」が増え、歯ぐきへの物理的ダメージが蓄積しやすくなります。

こんな方は要注意!|睡眠×歯周病リスクチェック

以下に当てはまる方は、一度歯ぐきの状態をチェックしましょう。

  • 6時間未満の睡眠が続いている
  • 朝起きたときに口が乾いている
  • 寝ている間に歯ぎしりしていると指摘された
  • 歯ぐきが腫れたり、出血しやすい
  • 風邪をひきやすくなった/疲れが取れにくい

からさわ歯科医院ができるサポート

  • お口の中だけでなく、睡眠や食生活、ストレス状態もヒアリングします
  • 根本的な原因を一緒に探り、改善方法をご提案します
  • 唾液分泌を促す保湿グッズや歯磨き粉の提案
  • ナイトガード(マウスピース)による夜間の歯ぎしり予防
  • 定期的な歯石除去・バイオフィルム除去で細菌リセット
  • 必要に応じて歯周病の治療プランをご提案します

この記事のまとめ

睡眠不足が引き起こす影響歯周病への関係性
免疫力の低下炎症が治りにくくなる/再発しやすい
唾液分泌の減少口の中が乾き、細菌が増殖しやすくなる
ストレスの増加くいしばり→歯周組織への圧力アップ

まずは「ぐっすり眠れているか」を振り返ってみましょう

「歯ぐきの炎症がなかなか治らない…」
「歯みがきは頑張ってるのに口臭が気になる…」
そんな方は、お口だけでなく生活全体を見直すサインかもしれません。
睡眠・ストレス・生活習慣まで視野に入れて診てくれる歯医者を、ぜひパートナーに。
からさわ歯科医院は、“こころとからだにやさしい歯科医療”を大切にしています。