こんにちは、新潟市中央区のからさわ歯科医院、院長の唐澤です。
前回の記事では、歯科医院で行うホームホワイトニングと市販品の違いについてご紹介しました。
今回はその第2回として、実際にどうやって歯科医院のホームホワイトニングを進めるのか?について、初診から使用開始までの流れを丁寧にご紹介します。

ホームホワイトニングの流れ

まずは患者さんのお口の中を拝見し、
「ホワイトニングができる状態か」
「どんな仕上がりを目指したいか」
などを確認していきます。

▶️ ホワイトニング前に必要なこと:

  • 虫歯や知覚過敏のチェック
  • 神経のない歯の有無
  • 既存の詰め物・被せ物との色調整の可能性も検討

※参考:ホワイトニングできないケースはこちらの記事で詳しく解説しています。

問題がなければ、次に上下の歯の型取りを行います。
これをもとに、患者さん専用の「オーダーメイドマウスピース」を技工所で製作します。

▶️ 製作期間:約7〜14日
透明で薄く、歯並びにぴったり合うマウスピースなので、
装着中に話したり軽い作業をすることも可能です。

マウスピースが完成したら、再来院時に以下のものをお渡しします:

  • オーダーメイドマウスピース(上下)
  • ホワイトニング薬剤(ティオン ホーム プラチナ)
  • 使用説明書と注意事項

当院では、ティオン ホーム プラチナという「低刺激かつ効果の高い」国内製薬剤を使用しています。
知覚過敏を起こしにくく、白さの実感までのスピードも◎です。

▶️ 内部リンク:ティオンについての詳しい紹介はこちら

使い方はとてもシンプルです。

  1. 歯を丁寧に磨く
  2. マウスピースの内側に薬剤を米粒大ずつ注入
  3. マウスピースを装着(約1日2時間)
  4. 使用後はマウスピースを洗い、薬剤は冷蔵保管

🌙 おすすめの時間帯:夜のテレビタイム中など、家事の合間にもOK!

よくある質問(Q&A)

A. 基本的には連続使用がおすすめですが、1日くらい空いても問題はありません。ただ、期間が空くと効果が出にくくなるため、理想は毎日です。

A. 装着中の飲食はNGです。着色リスクの高いもの(コーヒー・赤ワイン・カレーなど)は施術直後〜数時間は控えてください。

A. 使用を1日お休みする、時間を短くする、知覚過敏用の歯磨き粉を併用するなどで対処可能です。不安があればすぐにご相談ください。

からさわ歯科医院の安心ポイント

  • 透明で違和感の少ないマウスピースを1人ずつ作製
  • 丁寧な使用説明と個別相談対応
  • 知覚過敏・副作用が出た際の対応もスピーディー
  • 白さをキープできる「タッチアップ」をおすすめしております

ホワイトニングを一度やって歯が白くなっても、時間が経つと徐々に色が戻ってくることがあります。
これは飲食物や加齢による自然な変化で、誰にでも起こる現象です。

そんなときにおすすめなのが、「タッチアップ」という方法。

🦷 タッチアップとは?
以前に作ったマウスピースを使って、再び自宅で数日〜1週間程度ホワイトニングを行い、白さをもう一度引き戻す方法のことです。

からさわ歯科医院では、すでにマウスピースをお持ちの方には追加薬剤だけの購入で対応可能です。通院は不要で、白さをキープしやすいのが大きなメリットです😊

まとめ

歯科医院のホームホワイトニングは、

  • オーダーメイドのマウスピース
  • 医療用の薬剤
  • 専門家のフォロー

がそろっているからこそ、安心・安全にしっかり白くすることができます。
自分のペースで続けられる分、効果を実感しやすく、白さも長持ちしやすいのが魅力です。

🦷 ホームホワイトニング(自由診療)について

治療名: ホームホワイトニング(ティオン ホーム プラチナ使用)
治療内容:
患者さま専用のマウスピースを作製し、ご自宅で専用のホワイトニングジェルを用いて歯を徐々に白くしていく治療です。約1日2時間の装着を2週間ほど継続していただきます。

費用(税込):
33,000円(マウスピース上下+薬剤2週間分)
※追加薬剤(タッチアップ用)
・ティオンホワイトニングジェル2本セット:4,400円(税込)
・ティオンホワイトニングジェルウィズ2本セット:5,500円(税込)

リスク・副作用:
・施術中または施術後に一時的な知覚過敏や歯のしみを感じることがあります。
・薬剤の取り扱いや使用時間を誤ると歯肉に刺激を与える場合があります。
・人工歯(詰め物・被せ物・神経のない歯)は白くなりません。
・効果の出方や持続期間には個人差があります。