こんにちは。
新潟市中央区・からさわ歯科医院 院長の唐澤です。

「疲れるとついチョコや甘いドリンクに手がのびる…」

  • コーヒーに砂糖を入れないと物足りない
  • 仕事の合間に甘いお菓子で気分転換
  • 寝る前にジュースやアイスを食べてしまう

そんな習慣、ありませんか?
虫歯の原因になるのは有名ですが、実は歯周病も「糖分のとりすぎ」で悪化するということ、意外と知られていません。

なぜ糖分が歯周病に悪いの?

ポイントは以下の3つです:

糖をエサにして細菌が増殖 → バイオフィルム形成 → 歯周ポケットが深くなる
つまり、糖分が多い食生活をしていると、歯周病菌が活発になりやすい環境を自分で作ってしまっているのです。

血糖値の急上昇・急降下は、体にとってストレス。
このストレスがコルチゾール(ストレスホルモン)の分泌を増やし、結果的に免疫力が低下 → 歯周病が悪化しやすくなります。

※参考:厚労省「e-ヘルスネット:血糖コントロールと免疫機能」

例えば、キャンディや甘いコーヒーをだらだら摂取する習慣。
口の中がずっと酸性に傾き、細菌が増えやすくなります。
さらに「磨くタイミングがない」ことで、歯周病菌の活動時間が長くなるという悪循環に。

意外と多い!こんな食品・飲料に注意

甘さを感じにくいけど糖分多めなもの備考
調整豆乳・カフェオレ・ミルクティー1本で角砂糖5〜7個分の糖分も
ヨーグルト飲料「低脂肪」でも糖分が多いことが
ドレッシング・ケチャップ意外と糖質多め。食後の口内残りに注意
エナジードリンク・栄養ドリンク疲れたときこそ要注意!

甘いものがやめられない人こそ、予防が大切です

無理に我慢するのではなく、「賢く付き合う」ことが大事です。

  • 食べた後はうがい・歯磨き
  • できるだけ時間を決めて摂る(“だらだら食べ”をやめる)
  • 口の中がリセットされる習慣を作る

からさわ歯科医院では、「無理なくできる予防プラン」をご提案しています。