こんにちは。
新潟市中央区・からさわ歯科医院 院長の唐澤です。
💭「虫歯じゃないのに、歯がしみる…」
知覚過敏の正体は“象牙質が露出し、刺激が神経に届く”こと。
では、なぜ象牙質がむき出しになってしまうのでしょうか?
実はその多くは、生活習慣や癖が原因です。
今回は、患者さんがよくやってしまいがちな“意外な習慣”をご紹介します。

✅ 原因① 強すぎる歯みがき
「毎日しっかり磨いてるのに、しみるんです…」
そう話す方ほど、歯みがき圧が強すぎるケースが少なくありません。
✕ NGな歯みがきの例:
- 力を入れてゴシゴシ磨く
- 硬めの歯ブラシを使用
- 研磨剤入りの歯みがき粉で1日に何度も磨く
→ 結果として、エナメル質が削れたり、歯ぐきが下がる原因になります。
※参考:日本歯科医師会「歯の健康とブラッシング」より
✅ 原因② 酸っぱい飲み物・食品(酸蝕症)
最近増えているのが、**酸性の飲食物による歯の表面の溶解(酸蝕症)**です。
⚠️注意したい食品・飲料:
| 食品・飲料 | pH値(酸性度) |
| 炭酸飲料(コーラなど) | 約2.0 |
| スポーツドリンク | 約3.0〜3.5 |
| ワイン・ビール | 約3.0〜4.0 |
| 柑橘類(レモン・グレープフルーツ) | 約2.5 |
これらを頻繁に摂取する方は、歯の表面が溶けて象牙質が露出しやすくなります。
✅ 原因③ 歯ぎしり・くいしばり
- 就寝中の歯ぎしり(グラインディング)
- 日中の無意識なくいしばり(クレンチング)
これらは、歯やエナメル質に強い力のストレスをかけ続け、歯の表面に微細な亀裂やすり減りを起こします。
知らないうちに象牙質が出てきてしまい、しみる原因になります。
✅ 原因④ 加齢や歯周病による“歯ぐき下がり”
年齢を重ねると、少しずつ歯ぐきが下がっていきます。
また、歯周病がある場合も歯根(歯の根っこ)が露出しやすくなります。
歯の根元にはエナメル質がないため、刺激が直接象牙質に伝わりやすいのです。
🧩これらの原因は「複合している」ことが多い
例えば…
- 酸性飲料+強いブラッシング
- 歯ぎしり+加齢による歯ぐき下がり
- ストレス+食いしばり+酸蝕症
こうした複数の要因が重なると、知覚過敏の進行スピードが早まるため、
できるだけ早めに対策をすることが大切です。
🩺からさわ歯科医院では…
当院では、原因を丁寧に分析し、患者さんに合わせて
- ブラッシング方法や道具の見直し
- 酸性食品とのつき合い方の提案
- 歯ぎしり対策(マウスピースなど)
- 歯周病のチェックと予防ケア
など、根本からの改善サポートを行っています。