こんにちは。
新潟市中央区・からさわ歯科医院 院長の唐澤です。
これまでのシリーズでは、型取りの役割・型取りに使用する材料の種類・治療内容による材料の使い分け・型取りの精度と被せ物の適合性についてご紹介してきました。
今回はシリーズのまとめとして、からさわ歯科医院が型取りを行う際に大切にしていることをご紹介します。

当院で使用しているシリコン印象材について

からさわ歯科医院では、自費診療の型取りに3M社製「インプリント4」を使用しています。
インプリント4は、寸法安定性や細かな形態の再現性に優れたシリコン印象材で、精密な型取りが求められる補綴治療(詰め物・被せ物など)で広く使用されています。
当院では、このような材料の特徴を活かしながら、患者さんのお口の状態や治療内容に応じて適切な方法で型取りを行っています。
なお、被せ物の適合性は印象材だけで決まるものではなく、歯の形成や型取りの操作、歯科技工士による製作、装着時の調整など、さまざまな工程が関係します。当院では、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、より良い治療につながるよう心がけています。

保険診療・自費診療、それぞれに適した材料を選択しています

からさわ歯科医院では、治療の内容や目的に応じて印象材を使い分けています。
保険診療では、多くの場合、寒天・アルジネート印象材を使用しています。日常的な治療で広く活用されている実績のある材料です。
一方、精密な適合が求められるセラミック治療などでは、基本的にシリコン印象材を使用しています。寸法安定性に優れており、細かな部分まで再現しやすい特徴があるためです。
それぞれの特徴を理解し、治療目的に応じて適切に使い分けることが大切だと考えています。

※患者さんのお口の状態や治療内容によって、上記の基本方針から判断が変わることもあります。

材料だけではなく、処置の一つひとつを大切にしています

より良い型取りを行うためには、材料だけではなく、

  • 歯ぐきの状態を整えること
  • 唾液や出血への配慮
  • 型取りのタイミング
  • 丁寧な操作

なども重要になります。
また、型取りを終えた後も、歯科技工士との情報共有・完成した被せ物の適合確認・噛み合わせの調整まで含めて、一つの治療と考えています。

「見えない工程」こそ丁寧に

患者さんから見ると、型取りは数分で終わる処置です。しかし、その短い時間の中にも、多くの確認や準備があります。
完成した被せ物が快適に使えるようにするためには、見えない部分の積み重ねが大切です。そのため当院では、型取りを治療の質を支える重要な工程の一つとして考えています。

地域の皆さまのお口の健康を支えるために

からさわ歯科医院は、新潟市中央区・新潟駅南口で診療を行っています。
地域の皆さまが安心して治療を受けられるよう、わかりやすい説明を心がけるとともに、一つひとつの処置を丁寧に行うことを大切にしています。
詰め物や被せ物について気になること、「以前入れた被せ物が気になる」「型取りについて詳しく知りたい」といったことがありましたら、お気軽にご相談ください。

まとめ

  • 型取りは治療内容に応じて材料を選択することが大切
  • 保険診療・自費診療それぞれに適した印象材がある
  • 材料だけでなく、丁寧な処置や調整も重要
  • 歯科技工士との連携も、被せ物づくりには欠かせない
  • 一つひとつの工程を大切にすることが、より良い治療につながる

※この記事は、からさわ歯科医院 院長(歯科医師・唐澤)が監修しています。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の診断・治療結果を保証するものではありません。