こんにちは。
新潟市中央区・からさわ歯科医院 院長の唐澤です。


「歯みがき粉を変えてみたけど、まだしみる…」

そんな方は、セルフケアだけでは限界があるのかもしれません。
知覚過敏は、進行具合や原因によっては“歯科的な処置”が必要なこともあります。

今回は、からさわ歯科医院で実際に行っている知覚過敏に対する治療や対応法をご紹介します。


✅ 歯科医院でできる知覚過敏の治療・処置


① 知覚過敏抑制剤の塗布(コーティング)

歯の露出した象牙質をコーティング剤で覆い、象牙細管を封鎖する方法です。

  • 外来刺激が神経に伝わらないようバリアを作る
  • 使用薬剤:硝酸カリウムやレジン系など
  • 保険診療の範囲で対応可能なことも

🕒処置時間:1本あたり数分
🔁効果の持続には定期的な再処置が必要なこともあります。


② フッ素塗布(高濃度)

高濃度フッ素には以下の効果があります:

  • 歯の再石灰化(削れたエナメル質を補う)
  • 象牙質表面の硬化・耐酸性の向上
  • 軽度の知覚過敏であればこれだけで改善する場合も

※市販の歯みがき粉よりも高濃度(9000ppm相当)を使用
※保険適用されるケースとされないケースがあります


③ マウスピース(ナイトガード)による咬合圧の軽減

  • 就寝中の歯ぎしり・くいしばりによって歯に負担がかかっている場合、
    マウスピースを使って歯へのストレスを緩和します。
  • 特にエナメル質のすり減り・ひび割れが見られる方には有効。

🦷保険適用での作製が可能
🛌就寝時のみ装着するタイプで、違和感も少なめです


④ 歯周病・咬合異常など「根本原因」の治療

知覚過敏は単独で起こるだけでなく、

  • 歯周病による歯ぐきの退縮
  • 咬み合わせの不良(特定の歯だけが強く当たる)
  • 古くなった詰め物・かぶせ物の不適合

などが**原因となっているケースも少なくありません。

当院では、歯ぐきや咬合、補綴物も含めた包括的な視点で診断・対応しています。


🧑‍⚕️患者さん一人ひとりに合わせた治療プランを

からさわ歯科医院では、次のような流れで知覚過敏の対応を行っています:

  1. カウンセリングと問診
  2. 診査・検査(象牙質の露出、歯周状態、咬合など)
  3. 症状の程度・原因に応じたケアプランの提案
     - セルフケア中心で経過観察
     - 医院での処置(塗布・マウスピースなど)
     - 歯周・咬合治療を含めた総合対応