こんにちは。新潟市中央区、新潟駅近くのからさわ歯科医院、院長の唐澤です。
この「ホームホワイトニング」の連載も今回で最終回となりました。
最後は、白くなった歯を長く保つために欠かせないケアと、市販のホワイトニングアイテムの正しい使い方について、プロの視点でわかりやすくお伝えしていきます。

なぜホワイトニング後のケアが重要なの?
ホームホワイトニングで理想の白さを手に入れても、
その後の生活習慣次第で、効果の持続期間は大きく変わってしまいます。
特に施術直後の歯は、一時的に「色がつきやすい」状態。
これはエナメル質の表面が薬剤の作用でわずかに変化し、着色しやすくなるためです。
そのため、「白くなった後こそ、始まり」と考えてケアを続けることがとても大切です。
白さを長持ちさせる生活習慣とセルフケアのコツ
✔ 食後の「うがい」を習慣に!
食後すぐにうがいをするだけで、着色物質が歯に定着するのを防ぐ効果があります。
カレーや赤ワイン、コーヒー・お茶の後は特に意識しましょう。
✔ 歯磨き粉の選び方に注意!
ホワイトニング後は歯にやさしく、研磨剤が少ない歯磨き粉を使うのがおすすめです。
🦷 からさわ歯科医院おすすめ歯磨き粉:
- ルシェロホワイト
- アパガード リナメル
- ブリリアントモア(ライオン)
▶ 当院ブログでも詳しくご紹介しています:ホワイトニング後におすすめの歯磨き粉
✔ 着色しやすい飲食物はタイミングを考えて
以下のものは、ホワイトニング直後(24〜48時間)はできるだけ控えましょう:
- コーヒー/紅茶
- カレー/ミートソース
- 赤ワイン/ぶどうジュース
- たばこ(喫煙)
🌙 夜の施術にすると、施術後すぐに寝るだけなので着色リスクが下がります。
タッチアップで白さをキープ!
時間が経つと、どうしても少しずつ色が戻ってきます。
そんなときに便利なのが「タッチアップ」です。
🦷 タッチアップとは?
以前に作成したマウスピースを再利用し、数日〜1週間だけホワイトニングを追加で行うこと。
定期的に行えば、常に理想の白さをキープできます。
▶ タッチアップ薬剤だけの購入も可能です。お気軽にご相談ください。
市販のホワイトニングアイテムってどうなの?
「市販の歯磨き粉やホワイトニングシートって使ってもいいの?」という質問もよくいただきます。
✅ 市販品のメリット
- 気軽に使えて経済的
- 表面の着色除去には効果あり
- ホームホワイトニング後のメンテナンスにも◎
⚠ 注意点
- 「漂白」ではなく「汚れ落とし」が中心
- 研磨剤が強いものは歯を傷つける可能性あり
- 神経のない歯や詰め物には効果なし
▶ あくまで補助的なケア用品として使い、メインは歯科医院のホワイトニングに任せるのがベスト。
▶ 関連記事:ホワイトニング歯磨き粉で思うように白くならない?その理由と対策は!
歯科医院での定期チェックもおすすめ
ホワイトニング後も、3〜6ヶ月に一度は歯科医院での
- 着色チェック
- PMTC(専用機械でのクリーニング)
- 色戻りの診断
を受けると、白さのキープだけでなく虫歯・歯周病予防にもつながります。
からさわ歯科医院では、ホワイトニング後のケアも継続してサポートいたします。
まとめ:白くなってからがスタート!
ホームホワイトニングのゴールは「白くすること」ではなく、
「白さを維持し、口元に自信を持ち続けること」です。
日々のちょっとした習慣やケア用品の選び方を変えるだけで、
ホワイトニング効果はずっと長持ちします。
困ったとき、迷ったときは、いつでもからさわ歯科医院にご相談ください😊
あなたの笑顔と歯の健康を、これからも応援します!
🦷 ホームホワイトニング(自由診療)について
治療名: ホームホワイトニング(ティオン ホーム プラチナ使用)
治療内容:
患者さま専用のマウスピースを作製し、ご自宅で専用のホワイトニングジェルを用いて歯を徐々に白くしていく治療です。約1日2時間の装着を2週間ほど継続していただきます。
費用(税込):
33,000円(マウスピース上下+薬剤2週間分)
※追加薬剤(タッチアップ用)
・ティオンホワイトニングジェル2本セット:4,400円(税込)
・ティオンホワイトニングジェルウィズ2本セット:5,500円(税込)
リスク・副作用:
・施術中または施術後に一時的な知覚過敏や歯のしみを感じることがあります。
・薬剤の取り扱いや使用時間を誤ると歯肉に刺激を与える場合があります。
・人工歯(詰め物・被せ物・神経のない歯)は白くなりません。
・効果の出方や持続期間には個人差があります。