こんにちは。
新潟市中央区・からさわ歯科医院 院長の唐澤です。
前回の記事では、含嗽剤(うがい薬)に含まれる殺菌成分や抗炎症成分の働きについてご紹介しました。
ただ、含嗽剤は使い方によって効果の感じ方が変わることがあります。
「なんとなく使っている」という方も多いですが、実はいくつかのポイントを押さえるだけで、より効果的に使うことができます。
今回は、マウスウォッシュの基本的な使い方について解説します。

基本は「歯みがきのあと」に使用
含嗽剤は、基本的に歯みがきのあとに使うことが推奨されています。
理由はシンプルで、歯みがきによって
- プラーク(歯垢)を落とす
- 食べかすを除去する
ことで、含嗽剤の成分が口腔内全体に作用しやすくなるためです。
逆に、歯みがき前に使うと汚れの上からすすぐだけになってしまうこともあります。
すすぐ時間は「10〜20秒」が目安
マウスウォッシュは、長時間すすげばよいというわけではありません。
多くの製品では、10〜20秒程度すすぐことが目安とされています。
強くブクブクうがいをするよりも、口の中全体に行き渡らせるようにすすぐことが大切です。
希釈タイプは「濃さ」に注意
含嗽剤には、
- そのまま使うタイプ
- 水で薄めて使うタイプ
の2種類があります。
特に歯科医院で使われる含嗽剤には、水で薄めて使用する希釈タイプもあります。
この場合は、決められた濃度を守ることが重要です。
濃くすれば効果が強くなるわけではなく、刺激が強くなる可能性もあるため注意が必要です。
使用後は強くすすぎすぎない
含嗽剤を使用したあとに、すぐに何度も水でうがいしてしまう方もいます。
しかしこれでは、有効成分がすぐ流れてしまう場合があります。
製品によって使用方法は異なりますが、
基本的には使用後は軽く吐き出す程度にするといった使い方が推奨されることが多いです。
※使用方法は各製品の説明に従ってください。
「口臭が気になるときだけ」ではもったいない
マウスウォッシュというと、口臭が気になるときに使うイメージを持つ方も多いと思います。
もちろん口臭ケアにも使われますが、歯科の視点では
- 歯周病予防
- 歯ぐきの炎症ケア
- 口腔内の細菌コントロール
などの目的で使用されることもあります。
からさわ歯科医院(新潟市中央区)でも、歯周病のケアの一環として含嗽剤の併用を提案することがあります。
まとめ
今回の記事のポイントです。
- 含嗽剤は歯みがき後に使用するのが基本
- すすぐ時間は10〜20秒が目安
- 希釈タイプは濃度を守ることが大切
- 使用後は強くすすぎすぎない
- 口臭ケアだけでなく歯周病ケアにも使われることがある