こんにちは。
新潟市中央区・からさわ歯科医院 院長の唐澤です。
これまでの記事では、
- 含嗽剤(マウスウォッシュ)の役割
- 種類の違い
- 成分
- 正しい使い方
について解説してきました。
ドラッグストアには多くのマウスウォッシュがありますが、歯科医院では市販品とは少し違う含嗽剤を使うことがあります。
今回は、歯科医院で使われる含嗽剤の特徴について解説します。

市販のマウスウォッシュとの違い
ドラッグストアのマウスウォッシュは、主に
- 口臭予防
- 口の中の爽快感
- 一時的な清涼感
を目的に作られている製品が多いです。
一方で歯科医院では、歯周病ケアや口腔内の細菌コントロールを目的として
含嗽剤を使うことがあります。
そのため、重視されるポイントが少し違います。
| 市販品 | 歯科医院で使われる含嗽剤 |
| 爽快感・香り | 成分と作用 |
| 刺激の強さ | 継続使用のしやすさ |
| 口臭対策 | 歯周病ケア |
歯科で含嗽剤を使う目的
歯科医院で含嗽剤が使われるのは、主に次のようなケースです。
- 歯周病治療中
- 歯ぐきの炎症がある
- 口臭が気になる
- ブラッシングが難しい部分がある
含嗽剤は歯ブラシの代わりではありませんが、細菌の増殖を抑える補助ケアとして使われることがあります。
※参考
日本歯周病学会「歯周病とセルフケア」
実際の診療でも併用することがあります
からさわ歯科医院(新潟市中央区)でも、
- 歯ぐきの腫れが続く方
- 歯周病の治療中の方
- 口臭が気になる方
などに、歯みがきに加えて含嗽剤の併用を提案することがあります。
ただし、すべての方に必要というわけではありません。
お口の状態によって
- 歯ブラシ
- 歯間ブラシ
- フロス
などのセルフケアを優先する場合もあります。
歯科専売の含嗽剤の特徴
歯科医院で取り扱われる含嗽剤には、次のような特徴があります。
成分がシンプル
必要な殺菌成分や抗炎症成分を中心にシンプルな処方になっていることが多いです。
長時間作用するものもある
製品によっては、口腔内に長く留まりやすい成分が配合されているものもあります。
希釈タイプが多い
歯科専売の含嗽剤は水で薄めて使うタイプも多く、少量で使用できるため長く使える製品もあります。
含嗽剤を選ぶときのポイント
含嗽剤を選ぶときは、
- 口臭ケアなのか
- 歯周病予防なのか
- 歯ぐきの炎症なのか
など、目的に合わせて選ぶことが大切です。
刺激が強い=効果が高いというわけではありません。
継続して使いやすいものを選ぶことも重要です。
まとめ
今回の記事のポイントです。
- 市販のマウスウォッシュは爽快感重視のものも多い
- 歯科医院では歯周病ケアを目的に含嗽剤を使うことがある
- 歯科専売の含嗽剤は成分や処方がシンプルなものも多い
- 含嗽剤は目的に合わせて選ぶことが大切
よくある質問
マウスウォッシュは毎日使っても大丈夫ですか?
基本的には問題ありません。
ただし製品によって使用方法が異なるため、説明書に従って使用することが大切です。
歯みがきの代わりになりますか?
含嗽剤はあくまで補助的なケア用品です。
歯ブラシや歯間清掃を行うことが基本になります。