こんにちは。
新潟市中央区・からさわ歯科医院 院長の唐澤です。

これまでの記事では、

  • 含嗽剤(マウスウォッシュ)の役割
  • 市販製品との違い
  • 成分や使い方

について解説してきました。
今回はシリーズのまとめとして、歯科医院でよく使われる含嗽剤の例を紹介します。
からさわ歯科医院でも、患者さんのお口の状態に応じて含嗽剤をセルフケアの補助として提案することがあります。


歯科医院で使われる含嗽剤

歯科医院では、次のような特徴を持つ含嗽剤が使用されることがあります。

  • 殺菌成分を含む
  • 歯周病ケアを目的としている
  • 希釈して使用するタイプもある
  • 長く使いやすい処方

その代表的な例として、歯科医院で取り扱われることが多い製品に

などがあります。

※すべての歯科医院で取り扱っているわけではありません。


SP-T メディカルガーグル

SP-Tは、歯周病ケアを目的とした
歯科医院向けのオーラルケアシリーズの含嗽剤です。
特徴としては、

  • 殺菌成分による細菌コントロール
  • 抗炎症成分による歯ぐきの腫れや出血へのアプローチ
  • すっきりとした爽快感のある使用感
  • 水で薄めて使う希釈タイプ

などが挙げられます。
歯周病のケアや、歯ぐきの状態が気になる方のセルフケアの補助として使われることがあります。


コンクールF

コンクールFは、歯科医院でもよく知られている含嗽剤のひとつです。
主な特徴として、

  • 殺菌成分による口腔内細菌のコントロール
  • 殺菌作用が一定時間持続しやすいとされている処方(最大12時間)
  • マイルドなミント味で刺激が少なめ
  • 水で薄めて使用する希釈タイプ

といった点があります。
希釈して使用するタイプのため、1本で長期間使える製品として知られています。


2つの含嗽剤の違い

SP-Tとコンクールは、どちらも歯科医院で使用されることがありますが、それぞれ特徴があります。

製品特徴
SP-T殺菌+抗炎症(歯ぐきの腫れ・出血)へのアプローチ、爽快感あり
コンクールF殺菌+持続性、刺激が少なくマイルドな使用感

ただし、どちらが良いというよりも、お口の状態や目的によって適した製品は変わります。


含嗽剤は「歯みがきの代わり」ではない

ここまで含嗽剤について説明してきましたが、
大切なのは歯ブラシによる清掃が基本ということです。

含嗽剤は、

  • 歯ブラシ
  • フロス
  • 歯間ブラシ

などのセルフケアを補助する役割として使用されるものです。


まとめ

今回の記事のポイントです。

  • 歯科医院では歯周病ケア目的の含嗽剤を使うことがある
  • SP-Tやコンクールは歯科医院で取り扱われることがある製品
  • それぞれ特徴が異なる
  • 含嗽剤は歯みがきの補助として使う

よくある質問

基本的には問題ありませんが、製品によって使用方法が異なるため説明書に従って使用することが大切です。


口臭の原因にはさまざまなものがありますが、含嗽剤は口腔内の細菌をコントロールする目的で使われることがあります。


お口のケアで気になることがあれば

含嗽剤の選び方は、お口の状態によって変わることがあります。
からさわ歯科医院(新潟市中央区)では、セルフケアについての相談も行っていますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。