こんにちは。新潟駅近くのからさわ歯科医院、院長の唐澤です。
前回までに、歯科医院のホームホワイトニングの始め方や、市販品との違いについてお話ししてきました。
今回は第3回として、実際にどれくらい白くなるのか?どのくらい効果が続くのか?
患者さんから特に多く聞かれるこの2つの疑問にお答えしていきます。

歯科医院のホームホワイトニング効果はどれくらいで出る?
ホームホワイトニングは、じわじわと歯の内部から白くなるのが特徴です。
✦ 使用開始からの目安
使用期間 | 変化の感じ方 |
1〜3日目 | うっすら明るくなったかも? |
4〜7日目 | 明らかに変化を感じる |
10日目以降 | 「白いね!」と周りに気づかれるレベルに |
▶︎ 白さの実感は早い人で3日、平均で1週間〜10日ほど
特に「ティオン ホーム プラチナ」は、過酸化尿素10%配合でスピードと刺激のバランスが良い薬剤です。
歯はどこまで白くなるの?
歯の白さには「もとの歯の色の限界」があります。
ホームホワイトニングではその自然な限界まで、歯の内部から明るくしていきます。
例:色の変化イメージ(シェードガイド基準)
- 元の色:A3(やや黄みがかった自然な白)
- 10日後:A1(明るく自然な白)
- 希望者にはB1(かなり明るめ)までアプローチ可能
🌿 透明感やツヤ感を損なわないのがホームホワイトニングの良さです。
効果の持続期間はどのくらい?
多くの方が気になる「白さがいつまで続くのか?」という点について、以下のような傾向があります。
ホワイトニング方法 | 持続期間(目安) |
ホームホワイトニング | 約6ヶ月〜1年 |
オフィスホワイトニング単体 | 約3ヶ月前後 |
デュアルホワイトニング | 1年以上持続するケースも |
※飲食習慣・喫煙の有無・歯磨きなどによって差があります
後戻りはする?防げる?
残念ながら、ホワイトニングの効果は永久ではありません。
食生活や加齢によって少しずつ後戻りしていきます。
しかし、正しいケアと「タッチアップ(追加ホワイトニング)」を定期的に行うことで、白さを長くキープすることができます。
▶︎ タッチアップについて詳しくは第2回記事をご覧ください
効果を長持ちさせるためのコツ
- 着色しやすい飲食物を控える
→ コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレーなどは色戻りの原因に。 - 水で口をゆすぐ習慣をつける
→ 食後すぐにうがいするだけでも効果あり。 - ホワイトニング対応の歯磨き粉を使う
→ ルシェロホワイトやアパガードリナメルがおすすめです。
▶ 詳しくはこちら - 定期的なクリーニング(PMTC)
→ 着色・汚れを除去して白さを保ちます。 - タッチアップを半年〜1年に1回行う
→ 以前作ったマウスピースがあれば、薬剤購入だけでOK!
まとめ
ホームホワイトニングは、
✔ 自然な白さがじわじわ出て
✔ 白さが長く続きやすく
✔ 自宅で自分のペースでできる
という、コツコツ型のホワイトニングです。
効果を実感するには数日〜1週間、持続は半年〜1年以上が目安です。
少しでも気になる方は、まずは一度ご相談ください。
からさわ歯科医院では、カウンセリングから色チェック、薬剤の使い方までしっかりサポートいたします。
🦷 ホームホワイトニング(自由診療)について
治療名: ホームホワイトニング(ティオン ホーム プラチナ使用)
治療内容:
患者さま専用のマウスピースを作製し、ご自宅で専用のホワイトニングジェルを用いて歯を徐々に白くしていく治療です。約1日2時間の装着を2週間ほど継続していただきます。
費用(税込):
33,000円(マウスピース上下+薬剤2週間分)
※追加薬剤(タッチアップ用)
・ティオンホワイトニングジェル2本セット:4,400円(税込)
・ティオンホワイトニングジェルウィズ2本セット:5,500円(税込)
リスク・副作用:
・施術中または施術後に一時的な知覚過敏や歯のしみを感じることがあります。
・薬剤の取り扱いや使用時間を誤ると歯肉に刺激を与える場合があります。
・人工歯(詰め物・被せ物・神経のない歯)は白くなりません。
・効果の出方や持続期間には個人差があります。